東洋エンジニアリングコリアでは、各プロジェクトの競争力ある価格を確保するために、韓国内だけでなく、TOYOグループ内の日本、ヨーロッパ、アメリカ、中国などの調達拠点を最大限活用して機器及び資材を調達しています。
一つのプラントを構成する数万点に及ぶ機器、資材を品質、納期と価格を満足させながら発注、納入するためには、全世界の調達ソースを活用しつつ、製作工程の管理、品質管理/検査、建設現場への輸送まで一貫したマテリアルコントロールを実施する必要があります。
製作工程の管理は、発注から出荷までの全工程を常時モニタリングし、遅れの予兆の早期把握、必要な対策の立案など、積極的な対応をリードしつつ納期確保に努めます。
調達としての最重要課題の一つは、品質の確保です。メーカー側の品質管理体制の確認にとどまらず、製品の安全性、性能の視点から製作中間段階、最終段階での検査、試験を実施し当社自ら確認することで、信頼性ある機器、資材を出荷します。
膨大な物量の機器、資材を製造納期、建設現場のニーズをもとに効率的に輸送するためには、綿密な事前輸送計画の立案とフレキシブルな対応が求められます。特に、大型、重量機器の場合には、特殊な輸送船、トレーラーなどを確実に手配するとともに、輸送経路を確認することが、プロジェクトの成功を大きく左右することになります。
東洋エンジニアリングコリアでは、これら一連の業務を実行する組織、人材、協力会社を保有し、プロジェクトのニーズにフレキシブルに対応することで、信頼性の高い調達業務を実行しています。