環境への取り組み
TOYOは、地球環境の保護に貢献するため、下記環境基本方針・理念を掲げ、環境マネジメントアクションを実施するとともに廃棄物の分別を始め様々な環境負荷低減・環境保全の取り組みを行っております。また、最新技術を用いた環境負荷の低いプラントの提供を通じて、各種工場が排出するGHGの削減をステークホルダーとともに実現していきます。
また社会インフラの分野では、クリーンなエネルギーとして期待されるメガソーラー発電所やバイオマス発電所を数多く建設し、地球環境にやさしい社会の実現に貢献しています。
環境基本方針・理念
TOYOは「HSE・品質・情報セキュリティ基本方針」の中で、環境(E)について「業務遂行過程において、省資源・省エネルギー、廃棄物の無害化・減量・再利用、環境汚染の防止等、環境負荷の低減に努める」と定めています。
また、地域環境の保全および地球温暖化防止は人類共通の課題と認識し、マテリアリティの1つとして「環境調和型社会を目指す」を設定し、右記の環境に対する基本理念を定めて事業を行っています。
- 人類の発展と環境の保全を両立させ得る持続可能な地域・社会の実現に貢献する。
- 国際的な企業の一員として地球環境と調和のとれたエンジニアリングを提供する。
環境マネジメント
TOYOではISO14001認証規格に基づき、特に日本国内プロジェクトおよび関連部門において右記の環境マネジメントアクションを実施しています。さらに、このアクションが有効に実施されていることを内部監査と外部監査(ISO認証機関)で確認しています。
- 環境関連法令遵守評価
- 環境3点セット(環境影響評価、環境目標設定、環境プログラム)策定と実施
- 建設サイトにおける環境測定と監視
環境負荷低減・環境保全の取り組み
TOYOでは、国内・海外建設現場および国内本社における廃棄物の分別を徹底し、確実な危険物処理処分を行い、汚染物質を管理しています。2004年にISO14001の認証を取得して以来、環境災害ゼロを維持しています。国内現場においては廃棄物発生量の抑制にも努め、83%以上のリサイクル率を継続しています。
本社事務所では、屋上の雨水のフラッシュ水としての利用、休憩時間の消灯、ブラインドの開閉などの活動により、従業員の環境意識を高めています。2024年5月からは本社事務所での再エネ由来電力への100%切り替えを実現しました。その結果、 2024年12月までの8カ月間で約1,800トンのCO2削減効果が期待されています。また、生物多様性の維持・保全にも取り組んでおり、過去のプロジェクトにおいても、希少野生動植物の自然保護エリアを整備してきました。
国内本社における電力使用量推移、水道水・雨水使用量推移のグラフは下記の通りです。