水素・合成ガス製造技術水素・合成ガス製造技術

合成ガス製造設備は、ナフサ、天然ガスなどの炭化水素原料から水蒸気改質法/自己熱改質法などにより水素、一酸化炭素を主成分とする合成ガスを製造します。
東洋エンジニアリングはこれまでに水素量換算で世界の1割以上の水蒸気改質プラント(水蒸気改質炉:スチームリフォーマー)の設計・建設に貢献しています。
自社技術である東洋エンジニアリング式リフォーマーの提供のみならず、KBR、UOP、KTI等のライセンサー供給技術による設計・建設も可能です。主な納入実績として、国内、海外にアンモニア、メタノール、リファイナリー向け水素プラント、燃料電池用水素プラント向けなどが挙げられます。

特徴

水素・合成ガスプロセスフロー図

水素プロセスフロー図

東洋エンジニアリング式スチームリフォーマー

東洋エンジニアリング式リフォーマーは輻射部天井にバーナーが設置されているダウンファイアリングタイプを採用し、設備の大型化に適しています。また適切な熱回収システムを採用することにより、熱効率の改善、環境および経済性に寄与する技術です。
近年のプラント大型化に呼応し、断熱改質器(プレリフォーマー)や、酸素改質器を組み合わせ、高い信頼性と効率を兼ね備えた改質プロセスが提供可能です。

東洋エンジニアリング式スチームリフォーマー プロセスフロー図

東洋エンジニアリング式スチームリフォーマー プロセスフロー図

オマーン 3,000 t/dメタノールプラント

オマーン 3,000 t/dメタノールプラント

オマーン向けメタノールプラントでは、メタノール合成用の合成ガスを、断熱改質器と東洋エンジニアリング式スチームリフォーマーの組み合わせで製造し、メタノール合成反応器「MRF-Z®」との組み合わせで、3,000t/dのメタノールをすべて一系列の設備で製造しています。

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