設計
米田 武寛
プロセスエンジニアリング部
2014年入社 専攻:応用化学
私のやりがい
私が所属しているプロセスシステム部は設計部の最上流に位置し、プラントの基本的な使用を決め、各設計部署の設計の基となるデータを作成いたします。そのため、他部署との関わりが非常に多く、我々が発信する情報には非常に重大な責任が伴います。業務のやりがいとしては、自身の作成したデータをもとに動くプラントを設計されていくという点で非常に魅力のある業務となっています。
私の学生時代の専攻は無機材料化学だったので、今のプロセスシステム部の業務とは直接関係はしていませんが、化学工学の知識は入社してからも勉強は可能です。温度・圧力に対する状態の変化といった、基礎的な化学の知識は業務の中で日常的に使用します。
私の目標
お客にとってプラント建設というものは、非常に大きな買い物といえると思います。そのため、自身の設計したプラントがお客の満足いただけるものになるよう、コントラクターという視点だけにとどまらず、互いに協力し合いwin-winの関係を築けるエンジニアが良いエンジニア像だと考えます。また、プラントの設計から建設において、社内社外と非常に多くの人たちと関わることになります。その中で、力を発揮するためには知識や経験に裏打ちされた技術力と、人と人との仕事を大事にする人間力が重要だと考えています。まだまだ、学ぶことの多い身ですが、プラントを建設する大きなチームの一員として、社内だけにとどまらず、客先や社外の方から信頼されるエンジニアを目指しています。
一番思い出に残っている出来事
客先と密な関係を築けた石油化学プラントの案件です。
4年目のはじめ、石油化学プラントの基礎設計を担当しました。Toyoの中でも、このプラントの設計を行った方は少なく、私は初めての経験となりました。
初めて見る生成プロセスや機器の数々に頭を悩ますことも多くありましたが、客先との密なコミュニケーションと上司からのアドバイスにより多くのことを学ぶことができました。
また、Toyoでは若手のうちから幅広い業務を担当でき、その分責任は重いですが、誠実な対応が客先の信頼につながるということを経験できました。
そのプロジェクトの最後に、お客様から”このプロジェクトが長年の夢であり、その夢の第一歩を踏み出すことができた”とお言葉をいただきました。
この言葉とともにお客様の熱い想いをサポートできたという達成感が非常に印象に残っています。
OFFの過ごし方
同期や学生時代の友人とゴルフに行ったり、冬はスノーボードに行ったりと余暇を充実させることに邁進しています。
両方とも本格的に始めたのが最近なので、まだまだの実力なのですが、下手なりにワイワイ楽しむことができています。
また、最近はなかなかできていないのですが、オートキャンプ熱が再燃しているので、それに合わせていろいろと始めれられたらと思っています。
学生の皆さんへ
東洋エンジニアリングの仕事は多くの人とともに大規模なプロジェクトを遂行する仕事となります。もちろん、社内での仕事においても仕事仲間が日本人だけとは限りません。年齢や性別、国籍の異なる多くの方々が、それぞれの専門性を生かしながら一丸となってプロジェクトに臨んでいます。このように、決して一人で完結する仕事ではないので、知識はもちろんのこと、相手の立場・状況を知り、協力し、相手を慮ることのできる人間力のあるエンジニアが求められます。そのような人と人との関係を大事にする仕事に魅力を感じる方はプラントエンジニアリングに向いていると思います。
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