取引先の皆様への期待
~適切なサプライチェーンのために~
TOYOは“Engineering for Sustainable Growth of the Global Community(エンジニアリングで地球と社会のサステナビリティに貢献する)”というミッション(使命)のもと、「環境調和型社会を目指す」、「人々の暮らしを豊かにする」、「多彩な人がいきいきと働く」、「インテグリティのある組織をつくる」の4つのマテリアリティ(重要経営課題)に取り組んでいます。
このためTOYOは役職員行動規範やサステナビリティ基本方針など、関連する基本方針を定め、グループの全ての役職員に適用しておりますが、グローバルに事業を展開している当社にとって、こうしたマテリアリティの実現においては、当社のみならずサプライチェーン全体で理念を共有し、共に取り組んでいくことが必要と考えます。
こうした観点から、TOYOはサプライチェーンを構成する全てのビジネスパートナーの皆様に、以下について共有し遵守いただくようお願いします。
法令遵守
事業を遂行する上で関連する全ての法令および社会規範を遵守するとともに、適切かつ公正な取引を徹底します。
- 自社の事業活動において適用される全ての法令および社会規範を遵守し、国際的なルール・慣行を尊重します。
- 取引に関連して事業を行う国・地域においては当該国・地域の法令等を遵守し、商習慣を尊重して活動します。
- 取引において適用される輸出管理関連法規や経済制裁法を遵守し、技術や機器・資材に関する輸出入管理体制を適切に整備します。
- 独占禁止法や不正競争防止法を遵守し、談合やカルテルなどの不当取引、不公正な取引を行いません。
労働安全衛生
下記の労働安全衛生の実践に取り組みます。
- 「安全は全てに優先する」とのコンセンサスを共有し、すべての就業場所において安全で衛生的かつ健康的な作業環境を実現・維持します。
- 事故・災害・環境汚染の防止のため、予防安全を励行し、無事故・無災害での業務完了を目指します。
人権
「国際人権章典」及び国際労働機関(ILO)の「労働の基本原則および権利に関する宣言」に規定される人権を尊重し、特に下記の項目について徹底します。
- 差別
人種、宗教、信条、性別、社会的身分、国籍、年齢、障がい等、いかなる理由の差別も容認しません。
- ハラスメント
身体的・性的・精神的など、全ての形態のハラスメントを認めません。
- 就労環境
全ての従業員に対して雇用国において適用される法令に従い、労働時間・休日・休暇を適切に管理し、適切な賃金を支給します。
- 強制労働
全ての従業員に強制的な労働を行わせません。
- 児童労働
雇用国の最低就労年齢を遵守し、児童労働を行わせません。
腐敗防止
下記の腐敗防止について徹底します。
- 公務員やこれに準ずる相手に対して、その職務権限に関して金銭・贈り物・接待その他の経済的利益を供与することは、法令・公序良俗に違反することであり、これを行いません。
- 取引先の役職員に対して、社会通念を超える金銭・贈り物・接待その他の経済的利益を供与することは、健全な商取引を超えるものであり、これを行いません。
情報セキュリティ
下記の情報セキュリティ体制の徹底に取り組みます。
- 契約に基づき、取引先から開示された機密情報や第三者の知的財産については適切に取り扱います。
- 自社が保有・管理する情報資産の機密を維持し、情報の破壊、改ざん等を防止し、必要な場合はいつでも情報が利用できる状態を確保します。
- 情報セキュリティに関する事故の予防に努めるとともに、万一、事故が発生した場合は、原因を解明し、再発防止策を講じます。
- 事業継続のために情報セキュリティリスクの軽減に努め、特にサイバー攻撃に対する脆弱性がある場合は必要な措置を講じます。
環境
地球環境の保全および地球温暖化防止は人類共通の課題との認識のもと、特に下記の活動に取り組みます。
- 気候変動への対応として、温室効果ガスの排出量削減に努めます。
- 環境保全に関する法令・国際的な条約等を遵守し、地球環境に配慮した事業活動に努めます。
- 資源の有効活用や廃棄物の削減を通じて、持続可能な資源利用に努めます。
下記の連絡先に報告・相談ください。