2018年7月19日

東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 永松 治夫)は、タイSCGケミカルと米国ダウ・ケミカルの合弁会社であるマプタプット・オレフィンによるオレフィン増産プロジェクトの設計・調達サービスを受注しました。

このプロジェクトは、既存プラントのオレフィン生産量を現在の年産170万トン(エチレン同90万トン、プロピレン同80万トン)から35万トン増産することを目的としています。新設するプラントはタイ、ラヨン州マプタプットの既存プラントの隣接地に建設され、2021年の完成を予定しています。

本契約は、昨年半ばにTOYOが受注し遂行してきたFEED(基本設計)に続く設計と機器資材調達業務です。TOYOがSCGケミカルとの間に長年培ってきた信頼関係と、FEED業務における様々な提案がお客様に評価されて受注に至ったものです。

TOYOは主力商品であるエチレンプロジェクトのビジネス拡大に注力しており、本プロジェクトは、現在遂行している米国、マレーシア、トルクメニスタンに続く46基目のエチレンプラントとなります。またタイ国内においては、NPC(現在PTTGC)、ラヨン・オレフィン(SCGケミカルの子会社)、PTTポリエチレンに続く4番目のエチレンプラントです。TOYOはタイも含めて、急速に発展する東南アジアにおける石油化学産業の発展に貢献してまいります。

受注概要

客先 マプタプット・オレフィン(Map Ta Phut Olefins Co., Ltd (MOC))
受注者 東洋エンジニアリング株式会社
建設地 タイ ラヨン州 マプタプット
対象設備 オレフィン生産設備 年産35万トン
役務内容 設計、機器資材調達業務の一括請負
完成予定 2021年

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