東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 中尾 清)とコークグリッチ(Koch-Glitsch)は、TOYOの独自技術である新型省エネルギー蒸留システム『SUPERHIDIC®』の、欧州及び中東地域市場向け販売促進に関して、パートナーシップ契約を締結しました。
SUPERHIDIC®は、主に石油精製・石油化学プラントで、エネルギー消費量に改善余地の大きい蒸留プロセスを対象とし、特殊な機器を用いることなく大幅な省エネルギー性能を提供する優れた技術です。温室効果ガス排出削減に貢献しつつ、高い経済性を実現します。
2014年、丸善石油化学株式会社(千葉県・市原市)のアルコール・ケトン装置に採用されました。この世界初の商業プラントは、昨年運転を開始し、50%以上の省エネルギー化を達成しています。
コークグリッチについて
コークグリッチは本社を米国カンザス州ウィチタに置く、コークケミカルテクノロジーグループ(Koch Chemical Technology Group, LLC)傘下の会社。石油精製、石油化学、ガス処理プロセスに用いられる蒸留装置内の充填物、塔内トレイ製品などを製造している世界的トップメーカー。同社グループのグローバルネットワークを通じて、専門技術に基づく製品・設計サービスなどを幅広く世界中に提供している。http://www.koch-glitsch.com
SUPERHIDIC®の詳細につきましては、当社ホームページをご覧ください。
http://www.toyo-eng.com/jp/ja/products/environment/superhidic/
2017年5月16日