2016年12月22日
米ゼネラル・エレクトリック(GE)と東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 中尾 清)は、肥料、石油化学業界向けにデジタルソリューションを共同で開発することに合意し、このたび調印致しました。
この覚書に基づき、GEとTOYOは共同で、産業向けクラウドベースのプラットフォームであるGEの「プレディックス(Predix)」と「アセット・パフォーマンス・マネージメント(APM)」を使ったデジタルソリューションの適用に関する技術・経済両面からのフィージビリティーを確認し、肥料製造工場、石油化学工場向けに、計画段階から運転保全までを対象とした設備性能最適化システムの開発、適用を目指します。
「インダストリアル・インターネット」を推進するGEは、先進的なセンサーや高度なデータ解析技術・診断技術、および予防保全に関する知識を用いて、世界中の多くの肥料工場や石油化学工場に信頼性の高い機器とソリューションを提供してきた実績があります。一方TOYOは、肥料および石油化学工場のコントラクターとして、また尿素合成および造粒技術のライセンサーとしてその専門知識を提供しています。