2008年7月30日
東洋エンジニアリング株式会社(TEC、取締役社長 山田 豊)は、三井物産株式会社(代表取締役社長 槍田松瑩、本社:東京都千代田区大手町)とともに、メキシコの水処理エンジニアリング事業会社であるEarth Tech Mexican Holdings社(ETM)の株式を米国設計コンサル会社であるAecom社より取得することで合意いたしました。ETM社の全株式を三井物産85%、TEC15%の比率で保有いたします。
ETM社は、メキシコ石油化学会社であるCydsa社の水処理部門を母体とする約100名のエンジニアを擁する会社(総従業員数約550名)で、特に産業廃水処理分野では同国において確固たる地位を築いております。水処理事業の投資、運営も行うことから、産業廃水リサイクル・下水処理分野では案件開発からEPC、O&M、投資事業管理にいたる一連の機能を保有します。今回の資本参加によって、三井物産は従来から進めていた水事業のさらなる推進を図るとともに、TECは現在取り組んでいる社会インフラ開拓の一環としての水分野での技術知見ならびに事業ノウハウの活用も図り、水分野でのEPC、O&M、事業投資の複合型ビジネスを推進していく方針です。
ETM社の概要
社名 | Earth Tech Mexican Holdings S.A. de C.V. |
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所在地 | メキシコ モンテレー市近郊 |
事業概要 | 産業廃水・下水処理のエンジニアリング および 水処理事業の開発、設計、建設、操業、投資業務 |