2006年8月17日
東洋エンジニアリング株式会社(取締役社長 山田 豊)は、ダウ・コーニング社(米国)及びワッカーケミー社(独)によるジョイント・ベンチャーが、中国江蘇省張家港市に建設する、シリコーン及びシリカ製造コンプレックスにかかわる中間製品であるクロロシラン製造プラントのEPCマネージメント業務を、ダウ・コーニング社中国現地法人よりこの度受注いたしました。
本シリコーン及びシリカ製造コンプレックスは、急速な経済発展をとげる中国において、建設資材や潤滑油、電気製品や化粧品といった工業製品や消費財に幅広い用途を持つシリコーン及びシリカ製品の国内需要に対応するための同国初の中間製品製造プラントとなり、コンプレックス全体の完成時期は2010年、総投資額は数億ドルが見込まれています。
東洋エンジニアリングはコンプレックスのフェーズ1プラントとして、クロロシラン製造プラントのEPCマネージメント業務を実施いたします。
東洋エンジニアリングは中国現地法人Toyo-China及び韓国現地法人Toyo-Koreaの参画を得て本プロジェクトを遂行する計画であり、旺盛な設備投資が続く中国において今後とも幅広いビジネス展開を図ります。
受注概要
客先 | Dow Corning (Zhangjiagang) Co., Ltd., China |
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受注者 | 東洋エンジニアリング(株) |
対象設備 | クロロシラン製造プラント(原料:金属ケイ素=シリコン) |
建設地 | 中国、江蘇省張家港市(上海の北西約100km) |
適用技術 | 米国ダウ・コーニング社技術 |
役務内容 | 設計、機器資材の調達および工事に関するマネージメント役務提供業務 |
受注の意義 |
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