2005年4月1日
東洋エンジニアリング株式会社(TEC、取締役社長 山田 豊)は、新たに全額出資の現地法人「東洋工程(上海)有限公司」を中国・上海に設立し、この度建設業ライセンスを取得し、工事施工資質を持った現地法人として業務を開始いたしました。これに伴い当社は、2004年4月より適用された新法制度下において、継続して中国での設計・調達・工事(EPC)に関する全ての業務を、一貫して行なうことが可能となります。なお、従来の中国法人「同洋成套設備貿易(上海)有限公司」は、中国製機器資材の調達サービスを継続するため、Toyo Engineering Corporation (China) Procurementとして存続いたします。
当社は1972年の日中国交回復後第一号のプラント輸出以降、約30年間に110件以上のプラント輸出の実績があり、1980年中国駐在員事務所を北京に開設して以降、上海駐在員事務所や現地法人の設立など、中国市場において他社に先駆けて参りました。現在、上海周辺の華東地区での日系企業の中国進出支援サービスや、四川省での世界最大の燃料用DMEプラントの建設などを行なっております。今後も、この新現法を通じて、外資や日系企業の中国進出案件や現地企業の投資案件・技術支援など、中国での積極的なビジネス展開を図って参ります。
新会社の概要
会社名 | 東洋工程(上海)有限公司 <英文呼称> Toyo Engineering Corporation, China (略称:TOYO-China) |
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資本金 | 3千万人民元 |
所在地 | 中国・上海市 |
株主 | 当社 100% |
総経理(社長) | 張寿山 |
取得資格 | 化工石油工程ニ級 他 |
事業内容 | 各種プラントのEPC業務、技術コンサルティング 他 |