2002年4月8日

TEC、財務体質改善のため有利子負債を削減、コミットメントラインも設定

東洋エンジニアリング株式会社(TEC、取締役社長 広瀬俊彦)は平成12年1月に策定した経営再建計画の一環として有利子負債の削減に継続的に取組んでいるが、平成13年度においては連結ベースで約170億円、単体で約110億円の削減を行った。この結果、平成14年3月末の負債残高は連結で930億円、単体で710億円程度となった。
平成14年度、15年度にも各々100億円程度の削減を継続していく予定であり、一層の財務体質改善を図っていく

一方、緊急の資金需要に対応するために三井住友銀行を主幹事とした金融機関7*行と総額70億円のコミットメントラインを設定した。主要な条件は以下の通り;
借主:東洋エンジニアリング
貸主:三井住友銀行、日本興業銀行*、東京三菱銀行、千葉銀行、UFJ銀行、中央三井信託銀行、第一勧業銀行*
金額(契約極度額):70億円
実施日:平成14年3月20日(1年間毎見直し)

*注)銀行数・銀行名は実施日時点のもの。現在はみずほコーポレート銀行。

TECがコミットメントラインを設定するのは今回が初めてのことであるが、この設定も財務体質改善の向けてのひとつの主要な手段と位置付けている。

(参考)

有利子負債残高推移 (単位:億円)
年度 11/3実績 12/3実績 13/3実績 14/3残高見込
連結
1,345
1,306
1,102
930
単体
1.095
1,032
822
710

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