2001年4月26日

タイ・TLP Cogeneration 社向け複合発電設備を受注
-TEC・TTCLグループが共同受注-

東洋エンジニアリング株式会社(TEC、取締役社長 広瀬 俊彦)は、タイ現地法人である Toyo Thai Corporation , Ltd.(TTCL:東洋タイ)と共同で、タイ最大の民間発電会社である Electric Generating Public Company(EGCO)および電源開発株式会社の共同出資会社である TLP Cogeneration 社が、タイ・ラヨン工業団地内に計画を進めていた複合発電設備の建設契約に関する国際入札に応札し、商談を進めていたが、この程合意に達し正式に受注しました。

本プロジェクトは、現地IPP事業会社である TLP Cogeneration 社が出力105 MW の複合発電設備を建設するもので、TECグループにとっては2基目のタイ向け複合発電設備案件となります。TECグループの役務範囲は、設計、機器資材の調達、工事を含むターンキーランプサム契約で、受注金額は約70億円となります。プラントの完成予定は2002年末となっております。

今回の受注は、タイにおけるTECの石油精製・石油化学等数多くのプロジェクト建設実績および1999年10月に受注し、現在遂行中の National Petrochemical Public Co., Ltd.(NPC:国営石油化学公社)向け複合発電設備の建設プロジェクトを背景としたTECの技術力の信頼性と価格競争力が決め手となり、受注にいたったものです。

今後同国ではIPPによる発電案件への投資が見込まれており、TECは、更なる受注獲得に向けて引き続き営業展開に注力していきます。また、TECグループでは経営戦略としてのトランスナショナル体制を進めており、今回のプロジェクト受注は、東南アジア拠点である TTCL との協業に基づいた営業活動の成果となりました。今後ともTECグループ全般の経営強化を図るため、トランスナショナルの推進・拡大を進めていきます。

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