2000年12月25日

三井化学(株)殿からビスフェノールA 第3プラント建設を受注

東洋エンジニアリング株式会社(TEC、取締役社長 広瀬 俊彦)は、三井化学株式会社(MCI、取締役社長 中西 宏幸)が、シンガポール・サクラ島に計画を進めていた「ビスフェノールA、第3プラント製造設備」の新規増設工事に関し、この程合意に達し正式に受注した。

今回の新規増設プロジェクトは、同社の現地法人「Mitsui Bisphenol Singapore Pte Ltd」敷地内に、第1プラント(平成11年1月完成)、第1プラント(平成13年8月完成予定)と同じ生産能力を持つ年産70,000トンのビスフェノールA製造設備を建設するものである。TECの所掌範囲は、設計、機器調達、建設、試運転までの一括請け負いでプラントの完成は平成14年6月の予定。プロセスは第1、第2プラントと同じ「三井化学法」が採用される。

本プロジェクトは、TECの石油精製・石油化学等数多くのプロジェクト建設実績に加え、第1・第2プラントの建設実績及びシンガポール地区におけるプロジェクト建設実績が評価され、受注にいたったものである。

TECは、今後とも積極的な設備投資が見込まれる、アジアの重要拠点であるシンガポールを中心とした東南アジア地区への営業展開を引き続き注力していくと共に、最先端の機能性樹脂関連分野でも、従来に増して一層推進していくものとしている。

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