取締役社長 CEO
細井 栄治
東洋エンジニアリング(TOYO)は、祖業であるアンモニア・尿素分野を起点に、石油化学、石油・ガス処理、発電、資源・エネルギー分野へと事業領域を拡大し、1960年代の海外プラント建設以来、世界各地でエンジニアリングを通じて社会の発展に貢献してきました。多様な国・地域、事業環境の中でプロジェクトを遂行してきた経験そのものが、技術力とマネジメント力を兼ね備えたTOYOの強みとなっています。
現在、気候変動への対応やカーボンニュートラル社会の実現は、世界共通の喫緊の課題であり、エネルギーや産業構造は大きな転換期を迎えています。こうした環境下で、エンジニアリング会社には、プラントを建設するだけでなく、社会全体を見据えた価値創出への関与が求められています。TOYOは、この変化を飛躍の機会と捉え、EPCの遂行にとどまらず、お客様の事業構想段階から運転・保全に至るまで、プラントのライフサイクル全体を通じた価値をお客様やパートナーと共創し、持続的な成長を実現していきます。
2026年度は、TOYOにとって新たな中期経営計画が始動する重要な節目の年です。これまで進めてきた新技術・事業開拓やEPC強靭化の取り組みを基盤としつつ、今後はさらなる新技術・事業共創の多角化を目指します。また、事業の質と収益構造の両面から経営のあり方を見直し、より再現性の高い成長モデルの確立を最優先課題として図っていきます。
TOYOは、「エンジニアリングで地球と社会のサステナビリティに貢献する」というミッションのもと、EPCの枠を超え、社会価値を共創・実装するエンジニアリングパートナーとなることを目指しています。これを単なる理念に終わらせることなく、具体的な事業と成果につなげていくことが、経営トップである私の責任です。新中期経営計画のもと、私自身が先頭に立ち、従業員と共に、そしてお客様・パートナー・株主の皆様と同じ方向を見据えながら、TOYOの次の成長ステージを着実に切り拓いてまいります。

