Kanto Denka Gas EPC Projectの受注2018年4月5日

東洋エンジニアリングコリア(Toyo-Korea)は、日本Kanto Denka Kogyo Co.、Ltdの100%韓国子会社であるKanto Denka Fine Products Koreaと半導体製造向けの特殊ガスプラントの新規建設についてEPC契約を2018年3月28日に締結した。

EPC契約に先立ち、Toyo-Koreaは顧客の要求に応じ2017年12月から3ヵ月間のBasic Engineeringを行っており、これを基にEPC roll-overになった。これはToyo-Koreaの優れた設計能力のみならず、外国企業が韓国へ進出する際に必要なTotal Solutionの提供と円滑な意思疎通の賜物である。そして顧客のニーズに応えた迅速かつ正確な対応へのお客様からの満足と信頼を傍証する結果である。

なお、Toyo-Koreaは顧客が求めている安全、品質を維持しながらschedule短縮のための最善策を講じている。特に購買業務については、OBE(Open Book Estimation)を通じて透明な見積もりを出しており、相互信頼に基づき全体EPC業務を行うと共に顧客満足度の向上に向け努力している。

本プロジェクトは、Kanto Denka Kogyo Co. Ltd.が急速に成長している半導体市場及びエンドユーザーの様々なニーズに積極的に対応するため、韓国初の半導体製造向けの特殊ガス工場を建設するプロジェクトである。

今回のプロジェクトを契機に両社協力のもと、お互いのビジネス拡大に寄与しながら、これまでの日本顧客の産業プラントプロジェクトの実行経験に基づき、さらに発展したサービスの提供ができると見込んでいる。

併せてToyo-Koreaは、お客様との長期的な協力関係を維持していくため、引き続き将来のビジネスチャンスを作り出していく所存である。