東洋エンジニアリングコリア株式会社(Toyo-Korea, President and CEO Toru Osanai)は、昨年10月末、タイ有数のC4 Downstream Product製造企業であるBST(Bangkok Synthetics Company Limited)が発注したブタジエンプラント建設プロジェクトを受注したと発表した。このプラントは、年間8万トン規模の1-3ブタジエン(1,3-Butadiene)と年間3.4万トンの1-ブテン(Butene-1)を生産することができる施設である。
今回の受注は、Toyo-Koreaの100%タイ子会社であるToyo Korea Thailand E&C(TKT E&C Company Limited)とのコンソーシアムを通じて行われた。このプラントは、タイのラヨーン産業団地にあるお客の既存石油化学施設に入る予定であり、Toyo-Koreaは詳細設計及び海外機資材調達を、TKT E&Cは現地機資材調達及び建設工事を担う。このプロジェクトは来る2021年の完工が目処だ。
本プロジェクトは、 Toyo-Koreaが去る2017年末から行ってきたFEED設計役務を基にしたEPC roll-overプロジェクトであり、当社の設計能力に対する顧客からの満足と信頼性を証明する結果です。
当社は、顧客との強力な協力関係に基づき、今後も継続的な顧客満足と将来のビジネスチャンスを創出していく予定であり, 今年2月末の着工式を皮切りに本格的な軌道に乗る予定だ。
※ プロジェクトの概要
- 顧客会社:Bangkok Synthetics Company Limited (BST)
- 契約会社:Toyo-Korea and TKT E&C コンソーシアム
- 現場 :Map Ta Phut, Rayong, Thailand
- 設備 :1,3-Butadiene & Butene-1 (80 KTA & 34 KTA)
- 契約形態:EPC 一括請負 by Toyo-K:TKT E&Cコンソーシアム
- 完工 :2021年