ポリカーボネート (PC)

概要

ポリカーボネート(PC)は, 熱抵抗性, 耐衝撃性, 構造安定性及び光学的透明性を持つエンジニアリング プラスチックとして多様に使用されています。PCは電子素材, 保存デバイス(CDやDVD), 自動車, 携帯電話, 医療製品, 建設製品(ヘルメットや保護メガネ)など様々なところで使用されています。 東洋エンジニアリングコリアはASAHI KASEIのポリカーボネート工程(AKC工程)に対する様々な経験を持っており、AKC工程ではホスゲンが使用されておらず、EOと二酸化炭素を使用して環境にやさしい特徴を持っています。

特徴

ポリカーボネート生産の時, ホスゲンを使用せず, エチレンオキサイド, 二酸化炭素, ビスフェノール-Aなどを原料として生産しますが, 二酸化炭素は carbonylation agentとして使用されます。また, メルト高分子製造方式を通じて塩化メチレンのような溶媒を使用しません。主な高分子反応は次の通りです。

AKC工程は3つのモノマー生産と1つの高分子工程を含む4つのユニットで構成されており, 全体の工程段階は次の図で確認することができます。


EC : Ethylene Carbonate, DMC : Dimethyl Carbonate, PH : Phenol, ME : Methanol, DPC : Diphenyl Carbonate